2012/12/16

Red Wing Shoes Amsterdam

12/16/2012



 ほー。知らなかったなー。

1992-1996 2ND ORO-RUSSET LEATHER

Oro-Russet leather is drastically changed to be red. This is the 2nd Oro-Russet leather. At this moment there is more than one supplier for the leather: SB Foot, Salz, P&V, and more.

1992年、オロラセットレザーは赤く激変された。これが第2のオロラセットレザーだ。第2のオロラセットレザーのサプライヤーは、当時、1社だけではない。SBフット社(1872年-)、サルツ社(1856年-2001年廃業)、フィスター&ボーゲル社(1848年-2000年倒産)などだ。

 レッド・ウィングのワークブーツと他との決定的な違いは、革のクオリティだ。同社はレザーを鞣すためのタンナリーを自らで所有する全米で唯一、世界的に見ても非常に数少ないシューメーカーなのである。生産の中枢を担うプラント2から車で5分ほどの距離に構えられた“レッド・ウィング・タンナリー”こと、1872年設立のS.B.フット社がそれだ。

 レッド・ウィングを立ち上げる以前、創業者のチャールズ・ベックマンも働いていたこのタンナリー。元々はレッド・ウィングのサプライヤーであったが、業績不振に陥っていた1987年、レッド・ウィングが資金を投じ、傘下企業とすることで倒産の危機を救ったという経緯がある。現在はレッド・ウィングをはじめ、アメリカの陸&空軍・海兵隊にもレザーを納入しており、これまでにもあのハンティング用ラバーブーツ、イエローヌバックブーツのレザーも手掛けていた実績をもつ。また今年、世界のタンナリーに向けた業界紙『レザーワールド』が選ぶ「ベスト タンナリー オブ ザ ワールド 2012」の栄冠にも輝くなど、その品質は世界一と称されるほどの名門中の名門なのである。

 テキサスやオクラホマ、カンザス、ミズーリといった米国内の牧場から、毎日送られてくる鮮度の高い塩漬けされていない原皮を、ワークブーツに最良な丈夫でしなやかなレザーへと仕上げるタンナリー。これを自社で持ち、プラント2の近所に置くことで、フレッシュかつ良質なレザーの安定供給と良心的なプライスを実現しているのである。

“正真正銘”のワークブーツが生まれる場所・前編「RED WINGのクオリティ 5つの秘密」|BEAMS

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