塩原さんがチェスターフィールドに行かれているそうなので、謎解きを期待。
Riding Boots by Horace Batten | Gentleman's Gazette
The hunting boot, a somewhat heavier-duty version of the riding boot and distinguished from other riding boots by a tan-coloured cuff, is made from wax calf – hide leather of a certain not insubstantial thickness which has been heavily waxed on the reverse side. A high gloss and easily restorable finish is eventually achieved by “boning” the leather with a deer bone.
<参考> シェル層付きの銀付き馬革
Shell horsehide by Wolverine
Wolverine Shell Horsehide Work Shoes Original 1934 Vintage Ad | Etsy
バトック by 新喜
バトックとは通常コードバンがとれるおしりの部分からとれる革で、めったにお目にかかる事はありません。なぜかと言えば、コードバンは一つの特殊な繊維層の名称で、一頭一頭の馬から必ずしも一定量がきっちり取れるとは限りません。
まばらに入っている事もあれば、小さな面積でしかとれない時もあり、そんな時にコードバンのように裏面を削りあげるのではなく、銀面をそのまま使ってできるのがこのバトックです。言うなればコードバンになれなかったおしりの革ですね。
しかしこれがなんともいかしています。しっかりと厚みが有りながらもなめらかな銀面と、少し粗野な雰囲気を持った味わいのある表情をしています。阪急メンズ館期間限定イベントウォッチ② | warmthcrafts
馬革と申しても、このカバンに用いられているのは皆さんご存じのコードヴァンではなく、同じ臀部から採れる「バトック」と呼ばれる革です。以前お話しした通り、コードヴァンは馬の臀部の革の肉側を削って出てくる面、つまり「生きている時には内側を向いている面」を表面として用いるものの、それに相応しい緻密な層が出てくるか否かは、一枚一枚の原皮により状況が大きく異なり、いざ実際に革に鞣してからでないと判別できません。「バトック」はその層が相対的に小さいと判断されたものの裏面を削り出さず、銀面つまり「生きている時には外側を向いている面」を素直に表面として仕上げを施した馬革で、ある意味コードヴァン以上に貴重な存在なのです。
ワールド フットウェア ギャラリー夏の新作 | All About
コードヴァン・エンジニア
バトック・エンジニアVol.8 CORDVAN ENGINEER | The REAL MCCOY'S
ちなみに、表側を仕上げるバトックはおおよそ4ミリの厚みがあり、適度な厚みまで裏側を漉き(すき)ますが、コードヴァンは裏側から表皮近くまで磨き上げて出てくる層ですからバトックに比べると薄くて軽くなっています。
・・・バトックレザーの写真をご覧頂くとうっすらとコードバン層の存在が実感できます。
馬ヌメ革・バット判(無地)
コードバンの繊維の密度よりは少ない密度として選ばれた革で、こちらも馬の尻部の革です。繊維の密度は高いのが特徴です。ウォレットや小物、カバン作りに使われています。
Chromexcel Work Shoe Butt(ワークコードバン) by Horween
How was shell cordovan discovered? | Ask Andy About Clothes
アメリカの某有名タンナー・・・が・・・1940年代に・・・ワークブーツ用に生産していた革の復刻です。・・・
厚み、雰囲気、ブーツにした時の履きジワの具合、全てにおいて理想通りです。
中央線を境に左右に白く丸く囲ったCORDOVAN部分を残して仕上げてあります、通常のコードバンの様に仕上げずより自然の風合いを残してあり雰囲気激ヤバです。・・・
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